「生ビール3本と焼き鳥盛り合わせね。」「はーい、生3丁に焼き鳥盛り合わせ〜」

喧騒渦巻く、とある居酒屋。今から16年前のソリッドレイができる前のお話。

私は、まだ新入社員の顔が取れていない斎藤君(弱冠26歳)と飲んでいました。

斎藤君は技術部で私は営業企画課。会社でのフロアも違うし普段話したことも
あま
りない二人でありました。

私は昼間、いきなり「今日、軽く飲みに行かない?」と斎藤君を誘っていたのです。

斎藤君が入社した時の新人研修で「三次元図形処理とは?」という講習を私が担当した時、
眼を輝かせて聞いていたのが彼であり。大半の新入社員が寝ている中で、眼を
輝かせていた
2人のうちの1人でもあった。まあ、4x4の行列式の説明では眠くな
るのも当たり前で、
文系出身者にはスワヒリ語のお経を聞いているのと同じだったか
もしれません。

(ちなみに、某下着メーカでの三次元計測の話では、全員の眼が輝いていた。)




話を居酒屋に戻しましょう。

私「立体映像の会社を作ろうかと思っているんだけど、一緒にやらない?」

斎藤「はい、やります。」

私「冗談じゃなくて、ホントの話なんだよ」

斎藤「はい、いいですよ」

私「・・・」

早すぎるのである。こんな重大な事をたったの0.2秒で決められるのだろうか?

勘違いをしているのではないだろうか?

私:「会社を作るんだから今の会社を辞めるんだよ。」

斎藤:「はい」

私:「ホントにok?」

斎藤「はい」

私:「オーケイ!じゃあ乾杯だ!じゃんじゃん飲もう!」

という事でソリッドレイの創業メンバーの一人斎藤君が誕生したのであります。

他のメンバーも居酒屋で会社設立を誘ったのですが、同じように0.2秒ぐらい

でイエスの答えをもらったのには驚きました。普通だと少し考えさしてくださいとか

言うものです。しかし、まぎれもなく純粋に「イエス」の時は、人間は

躊躇なくすぐイエスと答えるものなのだという事がわかったのです。さらにそうい

う人は純粋だという事もわかりました。これは、人を採用する時も言えます。中途

採用での面接で、ソリッドレイに入社する意志があるかどうか聞いた時すぐに

「イエス」と答える人は入社後を見ても純粋な性格を持った人が多いです。

世の独身男性諸君!「結婚して欲しい」と聞いて0.2秒ですぐに「ハイ!」と答える

女性を探しなさい。きっと幸せになれますよ。

私? 私の場合は、「イエス」と答えた方なので参考になりませんねぇ。