事例タイトル
2021年3月納入
自動運転の実証実験で活用
自動走行車に没入型スクリーンと揺動装置を搭載
奈良先端科学技術大学院大学 様
自動走行車内部

自動走行車内部

奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 インタラクティブメディア設計学研究室、神原 誠之准教授と澤邊 太志助教が行う「自動走行環境における搭乗者の快適性向上に関する研究」において、ソリッドレイ研究所が実験環境の構築(素材選定から検証、設計設置)を担当しました。
具体的には、株式会社ZMPの自動運転技術開発プラットフォーム(RoboCar® MiniVan)後部に没入型アーチスクリーンと投影用プロジェクタ、搭乗者が着席する揺動装置(モーションベース)を搭載し、搭乗者がストレスに感じる要因の推定や解決方法の開発・検証実験に役立てられています。

参考画像①

参考画像①

参考画像②

参考画像②

参考画像③

参考画像③

※画像は、奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 インタラクティブメディア設計学研究室 神原 誠之准教授からご提供いただきました。

神原准教授によると、「継続利用可能な自動走行車両および自動走行する移動体の社会的普及という観点からも,人のコンフォート(快適性)を中心に考えるコンフォート・インテリジェンス(快適化知能)の概念を取り入れることが必要不可欠となる.(※)」とのこと。

(※)「自動走行酔い:車酔いとVR酔いが併発する環境で発生する動揺病」 奈良先端科学技術大学院大学 神原 誠之准教授 著 より
  (日本バーチャルリアリティ学会誌 2020年 VOL.25 NO.1)

下記の記事(けいはんなオープンイノベーションセンター施設 2021/05/18)もご参照ください。
http://kick.kyoto/news/20210518-2140.html
■ 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 インタラクティブメディア設計学研究室について(HPより抜粋)

『真に生活者や社会に貢献する情報技術の確立を目指して、革新的なヒューマンインタフェース技術を追究しています。
そのために、ヒューマンインタフェースという研究分野の中で、主にコンピュータビジョンやコンピュータグラフィックスに関連する技術を用いた研究を行っています。
特に、拡張現実感・複合現実感やバーチャルリアリティについての研究では国際水準の研究成果を上げています。
新機能の創出、精度・信頼性等の性能向上、応用システム開発といった技術開発研究に留まらず、
それら技術がユーザや社会に及ぼす影響等を評価する研究も行っています。また、異分野の研究者との共同研究も積極的に行っています。
研究の応用先としては、産業分野、エンターテインメント分野、ヘルスケア分野をはじめ、多様な分野が含まれます。』
研究室HP→https://isw3.naist.jp/Contents/Research/mi-05-ja.html

 お問い合わせ
担当 : 樋口
Email : pro@solidray.co.jp TEL : 045-324-6841

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