弊社開発のVR空間構築体験ソフト「オメガスペース」のライセンス数は、すでに200本を超え、官民の研究機関、一般企業を始め、最近では大学の学生さんにも、授業の一環で使っていただく機会が増えております。

今回のVer3.0では、「さらに使いやすく」という思想のもとに、日頃、お使いいただいているお客様からのご要望を反映し、開発を進めて参りました。

私どもは、今後も、皆様のご要望にお応えして、研究に、実務に活用できるお客様にとって価値のあるソフトウェアの開発を目指します。




オメガスペースVer3.0の新機能一覧を紹介します。大きく4つの項目に分かれます。

ビルボード機能とLODダミーモデル機能を追加しました。
ムービー再生画像のテクスチャ表示機能を追加しました。
カリング処理の効率化によるモデルデータ描画時の高速化を実現しました。
・ステレオ描画時のステレオバッファを描画毎にクリアにする機能を追加しました。
・ダミーヘッドモデルを追加。自然なウォークスルーを実現します。
・モデルの表面効果を設定する専門パネルを新設(バンプ、トゥーン、フォトコート)
・ルート・パーティクル(エフェクトオプション)機能を追加しました。
・樹木等の自動配置機能を追加しました。
・SpeedTreeTM をサポート(オプション)しました。

  
シナリオマニュアルをオンラインヘルプ化しました。
シナリオ・アクション・コマンドによる描画画面保存機能を追加しました。これにより、連番ファイルを生成して、ムービー生成が可能になりました。
「「保存しないで実行)が可能。
モデルのコピー機能を追加・DirectXXファイルからスキンメッシュをインポートできます。
・ルート分割時に参照点も補間可能です。
・ルートでの、タイマーによるアニメーション制御を実現しました。
・タイマーにスケールをかける機能を追加しました。
・シナリオチェック時にエラー行を表示可能。デバックがよりスピーディーに実現します。
・実行時のデバック用テキスト表示に光源情報を追加しました。
・シナリオ・アクション・コマンドの引数に変数を使えるものの数を追加しました。
・ルート・パーティクル(エフェクトオプション)機能を追加しました。
・「デバイス」「ダイナミクス」の追加等で、種類や名前が入力されていない場合、警告ダイアログを表示
  します。
シナリオ・アクション・コマンドAcValueに、Vextor型変数とFloat型変数間の型変換を追加しました。
AcValueにアニメーションの実再生時間の取得機能を追加(ムービー再生オプション)しました。
AcValueにマイクデバイスの音量取得機能を追加しました。
AcValueHSBからRGBへのデータ変換機能を追加しました。
zig2rgbzigファイルからrgbファイルへの変換)やwld2red(オメガスペースのワールドファイルからリア
 ルマスターのワールドファイルへの変換)を可能とする外部ツールを追加しました。
 (リアルマスター⇔オメガスペースのデータ互換)


異なるワールドファイルと共存して同期を取れるようになり、描画負荷が無い「システム管理 サーバ」や「サウンドサーバ」を構築できるようになりました
DirectSoundによる立体音響をサポートしました。
複数のサウンドポートをサポートできるようになりました。
同期するワールドファイルの内、サウンド読み込みマシンの限定を実現。これにより、不要な 音データを読み込む必  要がなくなり、描画パフォーマンスが向上します
・ハードウェアログ情報を特定ディレクトリに出力できるようになりました。
・カメラのアライメント情報を出力できるようになり、スクリーン用の映像調整作業を支援します。
・スクリーンパラメータを設定した結果、計算されるスクリーン距離を自動的に反映したり、視野角の表示が可能になりました。
・箱型スクリーン(CAVEやCABIN等)用のスクリーンパラメータ設定パネルを追加しました。
・5-DT社のグローブに一部対応しました。
・メッシュパターンを内蔵。スクリーン調整を支援します。


メイン画面のツールバー、データベースツールバーをアイコン化
ダイアログ表示のアイテムをポップアップメニュー化して、一覧性を向上
オープニングロゴの追加
ウィンドウサイズのを標準で、1024×768(XGA)に変更
エディタ、プレーヤーのアイコンをわかり易く変更

AcWindowPosision, AcWireSwitch, AcCameraViewportOfs,
AcCameraOnModelNet, AcModelSkin, AcModelBillboardSwitch,
AcFaceMaterial, AcTimeSwitchNet, AcTimeValueNet, AcAniMovie,
AcDeviceNet, AcDeviceOnModel, AcDeviceMic, AcRouteSpeed,
AcDeviceInfraRed, AcDeviceSGUI, AcDeviceBeeBox, AcDeviceSREV1,
AcDeviceCamSvr1, AcDeviceCamSvr2, AcDeviceVPen, AcSoundAll,
AcDynamicsPointLight, AcDynamicsParticle1, AcDynamicsForest,
AcDynamicsSatelliite, AcShader, AcShaderMdl, AcModeRootlSwitchLocal
AcModelRootTexture, AcDeviceJoyStk, AcDynamicsMouseWalk,
AcFaceUVTexture, AcToonSwitch, AcToonRootSwitch, AcCameraSnapShot,
AcFaceTextureEx, AcImgReplace, AcImgReplace Ex, AcDeviceBird




・階層化されたデータベースに対応した高速レンダリング(OpenGL対応)
・GUIによる容易な空間構築
・マルチプロセッサPC対応
・クラスタPCによる画面描画(マルチシンフォニー機能)
・ネットワークによる描画同期
・画面結合部のブレンディング(ブレンディング・オプション)
・各種VRデバイス(ジョイスティック、空間位置センサ、グローブ等)対応
・多面スクリーン、箱型スクリーン、曲面スクリーンなどさまざまな表示システムに対応
・シナリオスクリプトによるVR空間の構築、制御
・時分割、偏光方式による立体映像呈示
・PCサウンド、立体音響システムに対応
・マルチテクスチャ、テクスチャフィルタリングを含むテクスチャ表示
・バンプマッピング、フォトコート等の材質表現機能
・グラフィックボードの持つフルシーン・アンチエイリアシング機能に対応
・FOGなどの環境効果
・時系列データによるモデルアニメーション
・頂点変形アニメーション
・パラメータ制御による特定モデル動作の設定
・スキンメッシュアニメーション(ヒューマン・オプション)
・他のアプリケーションとの通信制御
・ネットワークを介した空間制御
・ビルボード機能
・LOD機能
・自動的な樹木配置
・SpeedTreeTMの表示対応
・さまざまな天候条件の設定
・通行人の配置(ヒューマン・オプション)
・描画画面保存機能による、連番フィルムムービー生成
・ムービー再生画像をテクスチャとして使用可能




OS Microsoft Windows2000/XP
CPU Pentium3 500M以上(Pentium4 2.0GHzを推奨)
グラフィックス 32MB以上のメモリを搭載したグラフィックスボードにより、
解像度1024×768、Hi-Color(16ビット)以上を推奨
動作確認済グラフィックスカード
<nVidia GeForce系>
GeForce4 Ti4600
GeForceFX5200
GeForceFX5600
GeForceFX5900
GeForceFX5900Ultra
GeForceFX5950Ultra

<その他>
nVidia QuadroFX1000
nVidia QuadroFX3000
nVidia QuadroFX3000G
3Dlabs Wildcat4 7210

その他 SliconGraphics製 IFL1.3.1以上がインストールされている必要があります。      
DirectX8x以上がインストールされている必要があります。