kouyuu4

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しゃべりだすと止まらない人がよくいる。1つのテーマから次々にリンクして延々と 話が続くのである。本人は気持ちよくしゃべっているのだろうが、聞いている方はかな り厳しいものがある。
若いうちは誰かが
stop をかけてくれるのだが、地位が高かったり するとなかなか stop をかけられなくなる。
私はカラオケには行かないのだが、「あの人
は、マイクを持ったらはなさい」などとよく聞く。
これもしゃべりたがり屋の一種だろ
う。


そもそも人は何故こうも話したがるのだろうか?

「自己顕示欲」?

「自己の正当性を他人に伝える」?

否、私はもっと根源的な理由、すなわち本能に近い何らかの欲求があるのではないか? と思う。
何らかの「気持ちいい」ことが起こっているのではないだろうか?と思う。

ここからは、私の推測になるが、人が声を出す時は、喉の奥にある声帯が振動し,
その
振動が空気を伝わり音として口から発せられるのである。
問題はこの振動にある。
この
振動が実は脳のある1 部分を振動させ刺激して「気持ちいい」快感になっているので
ないだろうか?

たいていの動物も喉をなでると気持ちよさそうである。(わが妻は、くすぐったがる)
これがもし正しいとすると、本人にとっては、人が自分の話を聞いていようがいまい
が、
あまり関係はなくなる。(まあ、聞かれてないというのは、ちと寂しいけど・・・)

本人は、しゃべることによって脳のマッサージをしているのである。
カラオケでマイク
を持って歌うことも同じ。こう考えてみると、長いスピーチを聞いている時も,
「ああこ
の人は今、脳のマッサージをしてるんだなぁ〜」と妙に納得してしまう。

今に「脳内
マッサージ機」という首輪のような機械が商品化されるかもしれない。


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