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手術者の視界を正確に3D録画します。
歯学教育でご活用していただいてます!




オペアイ3Dによる教育システム



木下 淳博 様

東京医科歯科大学  副学長(メディア教育担当)
図書館情報メディア機構 機構長
大学院医歯学総合研究科教育メディア開発学分野 教授

木下教授

2011年3月


『オペアイ3D』開発の背景

Q. オペアイ3Dは、どういった目的から開発に至ったのでしょう?

          木下先生: 

手術者の見ているものをそのまま学生に提示したかったのです。
歯学教育では、ビデオを活用することが多いのですが、その多くが撮影者の目線でのカメラ映像で行われています。
それだと、肝心なところが手や頭などで隠れて見えなかったりして、学生に技術を正確に伝えられないのです。

オペアイ3D

オペアイ3D


従来の撮影方法

従来の撮影

従来の方法では、手術者の視界を正確に撮影できなかった。


          木下先生: 

また、学習の対象物を学生に立体的に把握させたいことも多い。
歯科における縫合の仕方や、粘膜剥離についてなど、立体的なものを立体的に把握しないと分からないことがあるのです。

縫合

立体的なものを立体的な情報で伝えたい。


『オペアイ3D』の誕生

こうした経緯で開発されたオペアイ3D。その特徴を整理すると・・・

      オペアイ3Dの特徴 

・ベテラン手術者の目線で、3D映像を撮影できる。

・手術者は、撮影している3D映像を見ながら作業できる。
・準備と操作が簡単(オール・イン・ワン。移動可能)


オペアイ3D


オペアイ3Dの仕組み

学生の反応は?

Q: 学生の反応はどうですか?

          木下先生: 

とてもいいですね。まだ試用段階ですが、立体映像を興味深く観てくれます。
3Dということで、食い付きがいいですし。
この春から本格的に70人教室で3Dプロジェクタを使って授業で見せていきます。

3DプロジェクタSight3D

3DプロジェクタSight3Dを使用して、先生の視界を多人数と共有


今後の展望

Q: 今後、さらなる発展もお考えでしょうか?

          木下先生: 

3次元デバイスを利用して、オペアイ3Dを使っている人に対して、遠隔から3次元的な指示をできるようにしたいです。



3次元デバイスを使ったリアルタイム遠隔講義システム

3次元デバイス


今は先生がオペアイを装着していますが、いずれは学生がオペアイをつけ、彼らが見ている3次元視野に対して、リアルタイムで3次元的な指示を出したい。メスの挿入角度だとか、位置とか…。
そのためには、3Dイメージをリアルタイム伝送・共有して、3次元デバイスをシステムに組み込む必要があります。

Q: それは実現したら非常に有効な教育システムになりそうですね。

          木下先生: 

はい、ゆくゆくは歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士のみならず、医師、看護師な ど、医療職全般の技術教育に応用したいと思っています。

木下先生、お忙しい中誠にありがとうございました。





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