Sight3D


モンキー・パンチ先生の仕事場にて
モンキー・パンチ
Monkey Punch

漫画家


あの『ルパン三世』の生みの親、漫画家のモンキー・パンチ先生が、ソリッドレイ研究所のコンパクト3Dプロジェクタ『Sight3D』を購入してくださいました!
早速ご訪問して、どのように3Dプロジェクタを利用しているかなど、伺ってみました。
2010年1月


富士フィルムの3Dカメラの映像を大きく表示したかった

モンキー・パンチ先生は、20年以上前から立体映像に関心を寄せてきたそうです。
最近では、2009年の8月に富士フィルムから発売された3Dカメラ【FinePix REAL 3D W1】を使用して、ご自身で立体の写真や動画を数多く撮影しているとのこと。

この3Dカメラは非常に優れものです。
人間の眼のようにレンズが二つ並んで付いており、普通のデジカメを操作する場合と同じように、立体写真や動画が撮影できるのです。

せっかく撮影した立体写真や動画を、大きく表示して友人に見せたりすることはできないものか、そう思っていた先生は、展示イベントでコンパクト3Dプロジェクタ『Sight3D』を目にしたとき、「これはいい!」と思い、購入を決めてくださいました。

明るくていいね!

先生が今回購入した機器は次の通り。

コンパクト3Dプロジェクタ『Sight3D』U27(超短焦点レンズタイプ)
Sight3D用 ビューワPC
・3Dメガネセット(NVIDIA社の3DVision)
・80インチスクリーン

プロジェクタは、焦点距離が非常に短い「U27」という機種を選択。
上の写真のように、スクリーンから1メートルも離せば80インチ相当の映像を投影できます。
「これは明るくていいね!」
と先生もご満悦の様子。

今のところは、家族(とくに孫!)や旅行の写真を3Dで撮影して、仲間内で見たりしている、とのことです。


3D映像制作について語る
モンキー・パンチ先生


身近になった3Dコンテンツ制作

従来、3D映像コンテンツ制作は、非常にハードルの高い困難なものでした。
それが昨今の新製品の登場により、状況は大きく変わりつつあります。

一年ほど前から、安価で高性能な3Dメガネや3Dカメラが登場してきました。表示装置も、様々なものが発表され、そんな中ソリッドレイ研究所からもSight3Dが発売されました。

今や、下にあるようなコンパクトな機材が一式あれば、オリジナルの3D映像を制作し、表示できる時代になったのです。
コンパクトで低価格になった立体映像制作・表示機器。

上:3Dプロジェクタ「Sight3D」
左:ビューワPC
右:3Dメガネ「3DVision」(NVIDIA)
下: 3Dカメラ「FinePix REAL 3D W1」(富士フィルム)
3D元年と言われ、ハリウッドで続々と3D映画が発表されている2010年は、もっと身近なところでも3D革命を見ることができるかもしれませんね。


焦点距離が短いので、省スペースで大画面を実現
いずれは漫画を3Dに!

身近になりつつある3Dコンテンツ制作ですが、さすがモンキーパンチ先生、目線はもっと先に進んでいます。

先生「ゆくゆくは、自分の漫画を3Dにしたい。」

ソリッドレイ「それはアニメのことですか?」

先生「いや、アニメではなく、絵を3Dに。立体漫画。
今もいろいろテストしているところなんです。」

想像するだけでもエキサイティングです。立体の漫画!
ぜひ、先生には実現していただきたいです。

応援しつつ、楽しみに待たせていただきます。
モンキー・パンチ先生、ありがとうございました!

編集後記
モンキー・パンチ先生のもつ、PCやデジタルに関する知識の豊富さには驚かされました。
10年以上前から、さまざまな最新機材を使いこなして作品を生み出してきたそうです。
同世代の多くの方々がデジタルに背を向ける中、新しい世界を楽しむように生きている感じが印象的でした。

終始にこやかで、本題とは関係のない興味深いお話もたくさん聞かせてくださり、貴重な時間となりました。
本当にありがとうございます!
これからも素敵な作品を世に送り続けてください!